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筑西市「公園のような家」の完成見学会とお引渡しを終えて
2019.4.12
クライアントの希望は「公園のような家」
クライアントのUさんが、当初から造り付けを希望されていたもの。
- すべり台
- クライミングウォール
- アスレチックネット
- 昇降ポール
- けんすいバー
- チェアハンモック
公園でおなじみの、本格的な遊具がずらり。
一般住宅としてはかなり珍しいご注文です。
弊社を訪れる前にも他の住宅会社に相談されたそうですが、ほとんど取り合ってもらえなかったとのこと。
結果、「あるがままの自由な暮らし」がモットーである弊社の家を選んでいただく運びとなりました。
家づくりに大切なものとは?
「家の中にすべり台を作ってどうするの?」
「コストコで買ってくればいいんじゃない?」
Uさんが「公園のような家」との要望を伝えて返された言葉です。
合理的な家づくりを求めるなら、それも正論でしょう。
けれど多くの人にとって、家は一生もの。
どうしても譲れない「特別」があるならば、どれだけ非合理的であろうとも排除すべきではない、と私たちは思うのです。
人の感情は、ときに不可解であり偶発的であり、カオスな存在。
感情をきちんと表面化させ、共に認識することが、家づくりでもっとも大切なことではないでしょうか。
クライアントの良き理解者になりたい
多くのハウスメーカーでは、「標準仕様」が社内ルールです。
「9割のルール内に入る人は拾うけれど、1割は切り捨てる」という力学が働いています。
しかし合理的だからという理由で「特別」を無視する慣習は、社会学者・宮台真司の言う「感情の劣化」にほかなりません。
みんなが「いいね」するものだけが正解ではない。
価値観は、みんな違ってみんな良い。
家の作り手として、クライアントの価値感に共感し、導き、良き理解者となる。
そして結果的にクライアントを勇気付けをすることが、AS IT ISの使命ではないだろうか?
完成引渡しの際にUさんの溢れる笑顔を拝見して、あらためて感じました。
AS IT ISが目指すもの
今回Uさんが提案された「公園みたいな家」の実現は、私たちにとっても貴重な体験でした。
また大変ありがたいことに、完成見学会には片道2時間という遠方からも、熱意を持ったお客さまが来てくだいました。
AS IT ISが掲げる「あるがままに自由で豊かな暮らしを提供したい」の理念に共感いただけることは、日々私たちの大きな励みになっています。
万人向けではなくとも、お客さまの情熱を身近で感じ、受け止め、希望を形にして喜んでいただく。
それが私たちの目指す家づくりです。