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「この家じゃないと実現できなかった」暮らしの風景をつくる設計のヒント

2025.4.4

間取りじゃなく、風景から考える

「リビングは〇畳欲しい」「収納は多めがいい」「家事動線が短くて効率的に」
もちろん、どれも大切な条件です。
でも僕たちは、その一歩手前にある“問い”から設計を始めます。

あなたにとって、心地よい時間ってどんなときですか?
そのとき、家のどこにいて、何をしていますか?

そんな問いを交わしながら、暮らしの“風景”を一緒に思い描く。
その風景が、家のかたちになっていく。それがAS IT ISの設計スタイルです。

暮らしの「こうしたい」を言葉にするプロセス

今回ご紹介するのは、取手市で一緒に家づくりをしたK様ご夫婦の住まい。
私たちはこの家を「夫婦喧嘩の減る家」と呼んでいます。

ご夫婦と高校生の息子さんの3人暮らし。
朝型のご主人と夜型の奥様と息子さん。
こだわりや、ずぼらさ、丁寧さが混ざり合ったおもしろいバランスのご家族でした。

大切にしたのは、どちらかに合わせるのではなく、それぞれの心地よさが共存する空間をつくること

要望を超えて、感覚に寄り添う

初回にいただいた要望書には、
「ドライヤーはダイニング or リビングで使いたい」
「扇風機・ストーブの収納場所は未定」など、
リアルな“暮らしのまま”が詰まっていました。

特に印象的だったのは、奥様が言っていたこと
「私はご飯を作ったら食べて、すぐにゴロンとしたいんですよね」

実際にできあがったプランがこちらです。

家事動線と感性を両立した間取り      
それぞれの“暮らし方”が交わる場所。視線と動線が自然につながる。

暮らしの習慣や美意識をヒントに、
使い勝手だけでなく「なんか好き」を大切にした設計を心がけました。

設計施工事例ページはこちら

その人ならではの暮らしを発掘する家づくり

「なんとなくここが落ち着く」「なんか好き」
そんな感覚にこそ、その人らしさが宿っています。

共働き夫婦の暮らしに寄り添う設計       
“なんとなくここが好き”が重なって、暮らしにフィットする空間が生まれる。

AS IT ISでは、それを空間に翻訳していきます。
間取りではなく、人生の輪郭を整えるような家づくりを一緒にしています。

この家じゃないと実現できなかった

完成後、ご夫婦からいただいた一言がとても印象的でした。

「ほんとに、喧嘩しなくなったんですよね。」

タタミリビングと寝室を兼ねた設計       
「気配を感じながら、ちゃんとひとりにもなれる」ちょうどいい距離感。

ミーレやセミオーダーキッチン
周辺からのプライバシーを確保しハイサイドライトからの視線の抜け、木の天井に包まれる畳スペース──
この家でしかできなかった暮らしの風景が、そこにありました。

あなたの暮らしの風景、聞かせてください

家づくりは、人生の再編集。
「こう生きたい」という想いを、空間で実現すること。

       
小さな“好き”の積み重ねが、あなただけの暮らしの風景になる。

どんな些細なことでもかまいません。
まずは、あなたが大切にしたい時間や風景を、ぜひ聞かせてください。

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