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良い家づくりのためのクライアントへの好奇心

2024.4.20

クライアントに興味を抱かない住宅会社が多いです。

なぜそのような事が起きてしまうのでしょうか。

自社の商品を売るのに必死?
自分が売って成績を出す事にしか興味が無い?

というのがクライアントへの好奇心の欠如を生み出している根源では無いでしょうか。

本当に良い家づくりをし、クライアントが満足のいく家を作るためには、クライアントを十分に理解することから始めることでは無いかというのが、私たちの考える家づくりだと思ってます。

なので、今回のコラムは私たちの家づくりの基本的なマインドを話して生きたと思います。

最初にこんなことを聞いていきます。

「そもそもなぜAS IT ISに興味を持ってくださったのでしょうか?」
「あなたのお悩みは?」
「どのようなお仕事をされていて、どのように過ごしているのでしょう?」
「何が好きですか?趣味はありますか?」
「なぜ、家を建てたいと考えたのでしょうか?」
「あなたが大切にしている価値観は?」

私たちは、あなたやあなたのご家族のことを深く知りたいと考えています。
それはなぜか?まずは、AS IT ISのスタンスについてご紹介いたします。

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AS IT ISのスタンス

クライアントが持つ価値観や感性を知る

私たちは、設計前にクライアントのことを「深く知ること」を大切にしており、たくさんのお話をさせていただきます。その理由は、ヒアリングを繰り返すことでクライアントが持つ価値観や感性が見えてくるからです。
「何を楽しいと感じるのか」「どのような理想をお持ちなのか」など、クライアントが本当に求めていることを見つけ、家という形にすることが、私たちの役目だと考えています。

新しい気づきから実現する家づくり

クライアントと対話していると、プロである私たちにない視点でのお話から、新しい気づきや発見を得られることが多々あります。
そのため、私たちもクライアントとお話する時間が本当に楽しく大好きで、絶対に省くことができない貴重な時間だと考えています。
新しい気づきやおもしろい発見を家という形に具現化させることは、設計者冥利に尽きることです。

人生に寄り添うためのヒアリング

AS IT ISはクライアントへの好奇心を持ち、ヒアリングをたくさんさせていただきます。人生に寄り添った家をつくるためには、まずは私たちが寄り添わせていただくところからだと考えています。
ぜひあなたの話をたくさんお聞かせください。家を建てるというわくわく感を、私たちにも共有していただければ幸いです。

AS IT ISの姿勢

まずは私たちから

ヒアリングを大切にしているAS IT ISですが、なかなか自分の願望を言葉にできないクライアントもいらっしゃいます。言語化とは意外に難しいものです。

また、固有の価値観や感性をお持ちの場合、話すことを躊躇されるケースもあります。
そこで、大切にしていることは「まずは私たちから自己開示をすること」です。

私たちは、建築が心の底から大好きです。建築に対する想いや担当者自身のバックボーンを知っていただくことで、安心していただきたいと考えています。

心躍る時間に

打ち合わせを終えたクライアントから「情景が浮かぶ美しい描写の小説を読んだような打合せだった」といった感想をいただいたことがあります。

家をつくるという人生の中でも大きなイベントで「打合せの時間が疲れる」といったネガティブな感情は無粋でしょう。

満足感と充実感を得られるような心躍る時間にしていただければ幸いです。

和やかに会話を楽しむ

「質問に答えられなかったらどうしよう」などとご不安にならず、心身リラックスしていただき、私たちとの会話を楽しんでください。
ゆっくりじっくりとお話させていただく中で、クライアントの心の内に秘めた感性を見つけていきます。

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AS IT ISの視点

本当に求めていることを知るために

クライアントとの会話の中で、私たちは会話の内容だけではなく、声のトーンや表情・空気感などをつぶさに観察し、本当に望んでいるものを追求しています。

会話をしながら「クライアントにとって真に心地の良い空間とは?」と想像を巡らし、傾聴しながら質問し、イメージを膨らませていきます。

これがAS IT ISのコンセプトでありスタンスです。

人生に寄り添う

家とは、人生。
クライアントのライフスタイルを熟知しなければ理想の家づくりは叶いません。

お話しさせていただく中で、クライアントの人生に少しお邪魔させていただき、「朝はこのように過ごすから、こういうリビングがいいな」「子どもが大きくなったら、この部屋はこうやって使おう」など、想いを馳せていきます。

「理想がわからない」という場合でも

「理想が特にないから質問されても答えられない」という方もご安心ください。会話をしながらクライアントの表情や空気感を察知し、ご本人も気づいていない、“本当の理想の住まい”を見つけていきます。

まずは、私たちとの会話をお楽しみいただきながら、「理想の家」を共に見つけていきましょう。

AS IT ISのこだわり

標準仕様をつくらない

AS IT ISでは、モデルハウスも標準仕様もありません。ライフスタイルや人生がそれぞれ違うように、一棟一棟異なる家になってしかるべきと考えているからです。

クライアントが本当に求める家を実現するために、パッケージ式ではなく、対話を繰り返すことで一から設計をしたいと考えています。

「生み出す」にこだわる

お一人おひとりに寄り添い、声を聞き、希望を取り入れ、全力で「生み出す」ことにこだわっています。

家づくりは、人生に何度も訪れることではありません。そんな大切なクライアントの家に携われることはありがたいことであり、一棟一棟真摯に向き合うべきです。

毎回、ワクワクした気持ちで前のめりに楽しみながら家づくりができることも、標準仕様は作らずに「生み出す」ことにこだわり続けているからだと思います。

職人の技術力

AS IT ISでは、値段で職人さんを選びません。私たちにとって、職人さんたちは「外注先」ではなく、一緒に家づくりをしていく大切なパートナーです。

「技術力が高い」とクライアントから評価いただくことが多いのは、職人さんたちとの絆の深さからだと考えています。

腕のいい職人さんとコミュニケーションを図りながら良い関係性を築いていくことは、私たちの家づくりにおいて重要なことです。

非効率

私たちの家づくりは非効率です。なぜなら、ハウスメーカーや大手工務店のように分業をせず、一人の担当者がすべてを担うからです。
AS IT ISでは、営業・設計・インテリアコーディネーター・現場監督といった各業務を一人の担当者が全て行っています。

「クライアントに寄り添う」と掲げている会社は少なくありませんが、部署が分かれていれば「設計の段階になったので担当者を変わります」と変更されてしまいます。

本質的な寄り添いが叶うのは、最初から最後まで遂げることなのではないでしょうか。
非効率と分かっていながらも、私たちはクライアントに寄り添うことを優先し実行しています。

発想力と圧倒的センス

クライアントの理想を叶えるためには、設計センスが必須です。クライアントにも「こんなの思いつかなかった!」と言っていただけることが多々あります。
クライアントへの好奇心を抱き、飽くなき追求をし続けるからこそ、新しい発想が生まれます。

AS IT ISの喜び

クライアントの喜び

家が完成したときのクライアントの喜びの表情や声が、私たちの喜びです。
ネット上にレビューとして書いていただいたり、担当者に直接想いを伝えてくださったりすることは何にも代えがたく、「これからも妥協のない空間づくりをしていこう」という活力にもつながっています。

理想の家の実現

AS IT ISには「他のハウスメーカーや工務店で断られた」「ハウスメーカーの営業が信用できない」などと、家づくり迷子のような状態でお越しいただくクライアントも多くいらっしゃいます。

私たちが大切にしているのは、クライアントの想い。
「やったことがないから、できない」ということは一切言いません。

本当の家づくりとは、対話を通して理想の住まいの形を具体化させていくもの。
出来合いのものを見せて「これがいい」と選ばせるものでも、予算から逆算して建てられる家を決めるものでもありません。
クライアントにとって唯一無二の家を実現できることが、私たちの喜びです。

想い入れ×理想の家の実現

AS IT ISでは、リノベーションも多く手掛けています。何十年と暮らしている家は、これまで過ごしてきた記憶や思い出も大切にしたいもの。

古い建物が持つ魅力と、現代の感性・生活スタイル、お客さまにとっての住み心地をうまく融合させた、リノベーション設計を行うことで、「想いが詰まった家を残しながら理想の家が実現できてよかった」というお声を多くいただいています。

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AS IT ISの社風

好奇心のままに行動

AS IT ISは好奇心のままに、「おもしろそう」「やってみたい」を何でも実行しています。ツリーハウスをつくったことや好きな建築家に会いに行ったこともあります。

近年、タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉が当たり前になり、多くの人が効率重視を叫ぶようになりました。しかし、模索や試行錯誤といった「遠回り」からしか発見できないものも、あるのではないでしょうか。

私たちは、たとえ周りから「無駄だ」と言われる行動でも、純粋な好奇心のままに進み、その道を進むことでこそ「見られる景色」を非常に大切にしています。

「個」を見てもらうために

AS IT ISの名刺には名前しか書かれていません。裏面には社名や連絡先などが記載されていますが、表面にあるのは氏名のみで、職種も役職も何も記しておりません。

職種を記さない理由は、AS IT ISでは、営業・設計・インテリアコーディネーター・現場監督といった各業務を一人の担当者が全て行うからです。一人で一つの案件全体を担うことにより、施主様との深いつながりや関係作りが実現できると考えています。

役職を記さない理由は、「代表取締役だから」「役職が上だから」といったフィルターをかけていただきたくないからです。私たち一人ひとりの考えや人生も含めて「個」を見ていただきたいと考えています。

あるがままに

社名である「AS IT IS」の日本語訳は、「あるがまま」です。

「クライアントのあるがままの価値観、感性、生活を受け入れる家づくりをしたい」といった想いが込められています。

AS IT ISは、創業以来、クライアントが頭に描いている理想の家を形にすること一筋で、家づくりに取り組んでいます。
クライアントに「私たちの希望を十分に理解し、一切の不満がない理想とする家となりました」と言っていただけ、「あるがままに」のスタンスは間違いではなかったと確信しました。

これからも、クライアントの想いを形にする家づくりを目指していきます。

AS IT ISの挑戦

夢を描くことをやめない

「大きな夢を語って、恥ずかしくないのか」と言われてしまいそうな夢を、私たちは描いています。
夢と浪漫を思い描くことはワクワクすると同時に、生きる希望を持つこと、そして未来を作ることにつながっていきます。

この世知辛い現代社会では、なかなか未来に希望を描けません。だからこそ、楽しく生きていくためにも、夢と浪漫を半強制的に胸に抱き、未来を押し広げていきたいと思っています。

理想の家をつくること

クライアントの本当の理想を叶えるための挑戦を、私たちは続けていきます。
毎日、そして長く過ごす家に妥協したくはありませんよね。

心地よさ・こだわり・クライアントが求める自由が詰まった家での暮らしは、心にゆとりも生まれ安穏な生活ができることでしょう。

クライアントの理想の家を見つけるための傾聴力をさらに高め、実現するための設計力やコーディネートスキルもますます高め、飽くなき挑戦を続けていきたいと思います。

好奇心を抱き続けること

好奇心を抱き続けることを、私たちはやめません。
初めて家をつくる方にとっては、未知の世界を旅するようなわくわくした気持ちになる反面、迷いや不安に包まれることもあるでしょう。

「何から始めればいいのかわからない」「どのように自分の理想を見つけたらいいのかわからない」など、わからないことばかりかと思います。

だからこそ、あなたのことをお聞かせください。
お話する中で、好奇心の赴くままに、あなたの本当の理想の家を共に創っていきましょう。

メッセージ

人は「好奇心」によって人生を切り拓いています。

クライアントは家づくりを通して「最大限の満足度」を得て、また我々設計担当者側は家づくりへの飽くなき好奇心によって、常に「新たな建築を生み出す喜び」を得ています。

家づくりは、クライアントと私たちとの共同作業(共創)。

クライアントと私たちはフラットな関係であり、どちらが上でも下でもないと考えています。健全でフェアな関係性は、理想の家づくり実現へとつながります。

「家づくり最大の理解者」であるために、私たちはあなたのお悩み、希望、夢をしっかりと理解したいと思います。あなたにとって最適な住まいを一緒に創りましょう。