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なぜ吉祥寺に出店することにしたのか？

約3年前のこと。ある日、練馬区に住む一人の方から問い合わせがありました。

「長野県の実家をリフォームしたいのですが、対応できますか？」

その方にお話を伺うと、都内に長く住み、建築業界とも縁のある仕事をされているとのことでした。

「都内に、設計やデザインに強い工務店が見当たらなくて…」

その言葉が気になり、ふと気になって調べてみると、

確かにそういった工務店は少ないことがわかりました。

それなら、まずは試しに都内で拠点を持ってみよう。

そんな想いで渋谷にレンタルオフィスを構えたのが始まりです。

少しずつ広がる東京での仕事

それからの3年間、東京でも少しずつ仕事の依頼をいただくようになりました。

とはいえ、最初から順調だったわけではありません。

都内のクライアントとの打ち合わせは増えましたが、地方拠点からの対応には限界もありました。

しかし、問い合わせの数は確実に増えてきている。

「ここで引き返すわけにはいかない」

そう覚悟を決め、本格的に都内に拠点を持つことを決意しました。

出店場所は吉祥寺に

事務所の場所選びは慎重に進めました。

「どこに出店するべきか？」

私たちは、お客様の声を大切にしています。そこで、実際に都内に住んでいるオーナー様の意見も聞きながら検討を重ねました。

AS IT ISの雰囲気に合い、人と人の距離感が近く、個人店のクラフト系のショップが多く、街並みが美しく、都心へのアクセスも抜群な場所。

そうしてたどり着いたのが吉祥寺でした。

初心を思い出す

AS IT ISを立ち上げて、気づけば丸9年。

今だからこそ言えますが、会社を立ち上げた当初は周囲から「絶対にうまくいかない」と言われ続けました。

そんな言葉を風の噂で聞くたびに、「絶対に成功して見返してやる」と思っていたことを、今でも覚えています。

今でも、不毛な競争は好みません。

けれど、どうやら私は負けず嫌いのようです。

そういった言葉が、意外と自分の原動力になっていることに、最近気づきました。

 今回の挑戦も同じ。

どうやら今回も、「うまくいかないだろう」と思っている人がいるようです。

けれど、そんな声を聞くと、やっぱり燃えてくる。

心の底から悔しさと苛立ちが込み上げてくると同時に、やってやろうという気持ちが強くなる。

昔と今で違うのは年齢くらい。だったら、きっと今回もやれるはず。

この先にどんな未来が待っているのかはわかりません。

ただ、可能性のあることに挑戦するときのワクワク感は、今も変わらず胸の中にあります。

私たちの新しい挑戦を、これからも応援していただけると嬉しいです。