予定不調和が楽しい。光を楽しむ家

内観パース

先日、久しぶりに娘の卒園アルバムを取り出してみると、表紙一面に迷路が描かれていて驚きました。

一緒にしまってあった他のアルバムにも迷路が続いており…、ただただ苦笑いです。

落書きの良し悪しはさておき、子供って迷路が好きですよね。

きっと一筋縄ではゴールへとたどり着けない、ドキドキワクワク感が楽しいのでしょう。

予定調和な家はつまらない

大人だって、予定不調和なドキドキワクワクは大好きです。

でも不確実なことって再現性が低いから、資本主義社会ではムダな要素として切り捨てられる場合が多いですよね。

今話題の忖度も予定調和の象徴みたいなものでしょう。

家づくりにおいても、大手ハウスメーカーはできるだけ標準仕様で家を建てようとします。

もちろん利益が確定しやすいので、株主には喜ばれるでしょう。

でもクライアントからすれば、一生モノの覚悟で建てるマイホームです。

合理性を最優先にした(面白みのない)家で、心から満足してもらえるのだろうか…?

と僕は思います。

予定不調和な「自然」を取り入れる

マチュピチュの写真

家の機能や使い勝手は、合理的で使いやすい方がいい。

でもどこかドキドキワクワクする遊び心は大切にしたい。

これらのニーズを同時に叶えるには、室内に予定不調和な自然を取り入れる設計がおすすめです。

『住まいと天空の城ラピュタ』の記事で書いた、マチュピチュ遺跡を例に挙げてみましょう。

マチュピチュの「太陽神殿」は太陽信仰に基づいており、冬至の朝には東向きの窓から、夏至の朝には南向きの窓から太陽の光が差し込みます。

神殿内にいても、自然のパワーを最大限感じられる設計がなされています。

この先人の知恵を、一般住宅の設計にも応用しようというわけです。

 

太陽光をより多く取り込めるように、窓の位置や大きさを工夫します。

季節やその日の天気で室内に入る光の量が変わり、室内にいながら自然の趣をたっぷり感じられるしくみです。

開口部からの光の調節は設計者の腕の見せ所なので、毎回とくに力が入ります。

3Dパースで光を再現

ただ、実際に家ができあがるまで、一般的な間取り図を見るだけでは光の雰囲気をイメージすることが少々難しいかもしれません。

そこで最近は、施工前の確認時に3Dパースと呼ばれる立体的な図がよく利用されます。

光や影の表情を鮮明に描き出すので、完成時の室内の雰囲気をよりイメージしやすくなります。

内観パース

同じ間取り、同じ広さの家でも、光の入り方次第で室内の雰囲気はガラリと変わります。

弊社も3Dパースシステムを取り入れているので、興味のある方はぜひご覧にいらしてくださいね。

小さい工務店ではありますが、現代のテクノロジーを活用して、クライアントの皆様の不安を少しでも払拭できるように努力しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください